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ウッドデッキは人工木か天然木か
それぞれのメリット・デメリット違いを比較解説!

家にウッドデッキを設置しようと思ったとき、最初に迷うのが素材選び。「人工木は手入れが簡単だけど、本物の木の風合いも捨てがたい…」「置くだけで完成するおしゃれなデッキが欲しいけど、樹脂製の耐久性も気になる…」そんな迷いを解決するために、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。最近話題の新素材についても触れつつ、後悔しないウッドデッキの作り方をサポートします。

1.「人工木ウッドデッキ」のメリット・デメリット

人工木は、木粉と樹脂などのプラスチック素材を混ぜ合わせて作られた合成木材です。木の風合いを再現しつつ、耐久性やメンテナンスの容易さを実現しています。

<メリット>
◎ 耐久性が高い:腐らない素材で、虫害にも強い。
◎ メンテナンスが簡単:塗装や防腐処理の手間が不要。
◎ 色や質感が均一でおしゃれ:デザイン性が高く、アルミの手すりやフェンスなどとも組み合わせやすい。

<デメリット>
× 木の風合いが薄れる:質感や肌触りが単調になりがち。
× 熱が非常にこもりやすい:特に樹脂やプラスチック系の人工木は直射日光下で表面温度が60℃以上になることもあり、夏場には裸足で歩けないほど熱くなることもある。小さなお子様やペットがいる家庭では注意が必要。

2.「天然木ウッドデッキ」のメリット・デメリット

天然木は自然界に存在する本物の木材をそのまま使用した素材です。木材本来の美しい風合いや温かみ、質感が楽しめる一方で、自然素材ならではの特性も持ち合わせています。

<メリット>
◎ 天然の風合いが美しい:本物の木ならではの温かみと自然な質感。
◎ 踏み心地が良い:木の柔らかさが快適な歩行感を実現。
◎ 木の香り:リラックス効果をもたらす。

<デメリット>
× 定期的なメンテナンスが必要:塗装や防腐処理を行わないと劣化が早い。
× 腐食や虫害リスク:環境によっては劣化や害虫被害の心配がある。

3.第三の選択肢「KIVIPUU」なら天然木と人口木のメリットを併せ持つ?!

最近では、人工木と天然木の良さを取り入れた新素材として「KIVIPUU(キビプー)」が注目されています。KIVIPUUは天然木材に特殊な石化処理を施し、木材の耐久性を飛躍的に高めた革新的な素材です。1年をかけて美しいシルバーグレーに変色するのも特徴です。

<メリット>
◎ 天然木の質感を楽しめる:天然の木材ならではの美しい風合いを保持。
◎ 加工が容易:パイン材の為、柔らかく加工がしやすい。一方で耐久性は石化により高い。
◎ メンテナンスが楽:定期的な塗装や防腐処理が不要で、手入れが簡単。
◎ 腐食・虫害に強い:石化加工により木材が硬化し、蟻などの害虫が好まない素材になっている。
◎ 熱がこもりにくい:人工木特有の熱問題が少なく、裸足でも快適に歩ける。

<デメリット>
× 初期費用がやや高め:人工木と比べると、導入コストが高くなる場合がある。
× 流通が限られている:比較的新しい素材のため、入手に手間がかかるケースもある。

KIVIPUUを使用したウッドデッキ 美しいシルバーグレーがずっと続きます

4.ウッドデッキの素材選びのポイント

ウッドデッキの素材選びは、家族のライフスタイルや価値観を深く考慮して決定することが重要です。メンテナンスが手軽な人工木、自然の美しさを楽しめる天然木、そしてその良いところを融合させた新素材のKIVIPUU。どれを選ぶかは、家族の好みや日々の過ごし方によって変わります。納得のいくウッドデッキを作るためには、それぞれの特徴をしっかりと理解し、家族全員でじっくり話し合って選ぶことをおすすめします。