無垢フローリングとは?無垢床・無垢材床の種類と特徴|人気のフローリング種類と無垢板床の選び方
〇無垢フローリングとは?無垢材床の魅力と基本
「せっかくのマイホームだから、床には“本物の木”を選びたい」
そう思ったことはありませんか?
SNSや雑誌で見かける《無垢フローリング》は、自然のぬくもりや木の香り、経年変化を楽しめる“家づくりの醍醐味”です。
でも種類や特徴、選び方を間違えると、後で「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。
このページでは、無垢フローリングの基本から、樹種ごとの違い、理想の空間に合わせた選び方、後悔しないポイントまで、これから家づくりを始める方に役立つ情報をまるごと解説!
「木の床にして本当によかった」と思える暮らしのヒントを、ぜひ見つけてください!
1.無垢フローリングとは?無垢材床の魅力と基本
家づくりやリフォームを考え始めると、必ず出てくるのが「床材はどうしよう?」という悩み。SNSや雑誌で見かける「無垢フローリング」という言葉に惹かれている方も多いのではないでしょうか。
無垢フローリングとは、一本の木から切り出して作られたフローリング(床板)のこと。 いわゆる “本物の木の床”です。
プリント合板や複合フローリングと違い、木そのものの風合いとぬくもりがダイレクトに感じられるのが最大の特徴。足触りの良さ、自然な色合い、そして時間とともに深まる「経年変化」も楽しめます。
また、無垢材床は余計な化学物質を使わないことが多く、健康志向の方や、アレルギーが気になるご家庭にも人気です。
2.種類と広葉樹・針葉樹の特徴
「無垢フローリング」と一口に言っても、使われている木の種類はさまざま。それぞれ質感や見た目、特徴が大きく変わるので、選ぶ楽しさもひとしおです。
大きく分けると、
- 広葉樹(こうようじゅ/ハードウッド)
- 針葉樹(しんようじゅ/ソフトウッド)
に分類できます。

広葉樹 は、オーク(ナラ)、ウォルナット、メープル、バーチ(シラカバ)などが代表格。硬めでしっかりした質感と、個性的な木目・色味が人気です。
針葉樹 は、パイン、ヒノキ、スギ、ラーチ(カラマツ)など。やわらかく、あたたかみのある足触りが魅力。調湿性が高く、空間を心地よく保つ働きもあります。
3.主要な無垢材床の樹種と特徴解説【フローリング種類一覧】
オーク(ナラ)
重厚で高級感のある木目が特徴。硬くて丈夫なので、リビングやダイニングなど人が多く集まる場所にぴったり。経年で落ち着いた色に変化し、長く使うほど味が増します。
ウォルナット
深みのあるダークブラウンの色合いと、美しい木目が魅力。高級感があり、書斎や寝室など落ち着いた空間づくりにおすすめ。硬さも十分で、長持ちします。
チェリー
赤みのある美しい色が特徴で、年月とともにさらに深みが増します。滑らかな肌触りと、優しい木目で、お部屋全体を明るく彩ってくれます。
メープル
明るい色合いと、すべすべした手触りが人気。しっかりとした硬さもあり、子ども部屋や清潔感のある空間にぴったり。北欧テイストのインテリアとも相性◎。
バーチ(シラカバ)【RUSFLOORブランドあり】
バーチは明るく上品な色合いで、すっきりとした細かい木目が特徴。硬さがあるので傷がつきにくく、耐久性もバッチリ。ナチュラルで優しい雰囲気も魅力です。北欧風やモダンなインテリアにも合います。
RUSバーチは、他社にはない”1本モノ”と呼ばれる、継ぎ目のない仕上がりになっており、とても自然で違和感のない雰囲気を演出します!
パイン【RUSFLOORブランドあり】
やわらかな足触りと、素朴であたたかい色合いが魅力。年月とともに色が飴色に変わる経年変化も楽しみのひとつ。カントリー調やナチュラルテイストの空間にぴったりです。軽くて加工がしやすく、コストパフォーマンスにも優れています。
RUSパインには、無垢材専用の塗料をつかうことで、好きな色にしつつ無垢の特徴である調湿作用を活かすことができます!
ラーチ(カラマツ)【RUSFLOORブランドあり】
針葉樹(ソフトウッド)の中では、耐久性・耐水性が高く、外部でも使われるほど丈夫な木材。木目が力強く表れ、個性的な雰囲気を出したい方におすすめです。独特の美しさと、使い込むごとに出てくるツヤや深みも魅力。
フローリングだけでなく、天井仕上げ材、化粧壁、内装材にも使えます!
さらにその耐久性を活かして外壁にも使えます!
ダフリカカラマツは他社では取り扱いがほとんどありません。RUSラーチは耐久性と無垢の良さを持つ、無垢材に新しい価値を生み出す樹種です!
ヒノキ
日本の伝統的な建材。爽やかな香りと高い耐久性、そして防虫効果が魅力。浴室や和室によく使われます。
スギ
とても軽く、やわらかい足触り。味のある色合いが部屋全体を快適にしてくれる素材。リラックス感や自然素材ならではの香りも楽しめます。
4.塗装について|色や雰囲気は自由にアレンジできる
せっかく無垢フローリングを選ぶなら、木そのものの色や木目を楽しみたい――そう思う方も多いはずです。でも実は、どんな樹種でも「塗装」によってお部屋の雰囲気を自由に変えることができます。
例えば、明るいパイン材にダークブラウンの塗装を施せば、落ち着いたシックな空間に早変わり。逆に、重厚感のあるオークやウォルナットも、ホワイト系やグレージュなどの塗装で、ナチュラルでやわらかい雰囲気に仕上げることができます。
最近は、木の質感を残しつつ色合いを楽しめる「オイル仕上げ」や、自然素材を使った塗料も人気。家具や壁、建具とのコーディネートも広がり、理想のインテリアがより実現しやすくなっています。
塗装によって、同じ木でも印象はガラリと変わります。
「木の色=空間のテイスト」と決めつけず、お好みの仕上げやカラーでアレンジしてみるのも無垢フローリングの大きな魅力です。
5.メリットとデメリット|選ぶ前に知っておきたいこと
メリット
- 自然素材ならではの温もり・足触りの良さ
- 経年変化による味わい
- 調湿効果
- 環境や健康への配慮
無垢フローリングは、合板やビニル床にはないやさしい踏み心地と温かみが最大の魅力。
使い込むほどに色やツヤが深まるため、住まいに“育つ楽しさ”が生まれます。
湿度が高い時には水分を吸収し、湿度が低い時には水分を放出します。
無垢材は有害な化学物質の使用が“ゼロ”のため、シックハウス対策にも◎。
デメリット
- 湿度や温度変化による動き
- 定期的なメンテナンスが必要
- ソフトウッドは傷やへこみがつきやすい
木は生きているので、乾燥や湿気で膨張・収縮します。隙間や反りが生じることも。
こまめな掃除と、年に数回のワックスやオイルのお手入れで長持ちします。
やわらかいパインやスギは傷がつきやすいですが、それも“味”と捉えられる方にはおすすめ。
6.無垢フローリングの経年変化とメンテナンス方法
無垢材床の大きな楽しみのひとつが「経年変化」。
例えば、パインは明るいクリーム色からあめ色へ、オークはより落ち着いた色に、ウォルナットはさらに深いブラウンへ…。年月を重ねるごとに表情が変わります。
日々のメンテナンスは、掃除機やモップでホコリを取るだけでOK。水拭きは固く絞った布で軽く。
年に1〜2回程度、天然オイルやワックスを使って表面を保護してあげると、より長く美しさを保てます。
湿度変化が大きい場合は、加湿器や除湿機を上手に使うのもポイントです。
7.部屋ごとに選ぶ無垢フローリング|おすすめ樹種と施工例
- リビング・ダイニング
- 寝室や子ども部屋
- 浴室・水回り
- 店舗・オフィス・大型空間
人の出入りが多く、長持ちしてほしい場所には、耐久性のあるオーク、ウォルナット、バーチ(シラカバ)、ラーチ(カラマツ)などがぴったり。

やさしい足触りのパインやバーチがおすすめ。ナチュラルで落ち着く空間づくりができます。

防虫・防水性のあるヒノキやラーチ(カラマツ)も選ばれています。

硬さと耐久性、デザイン性を重視して、バーチやオーク、ラーチ、そしてフリー板でのトータルコーディネートもおすすめです。

RUS FLOORでは、 パイン、バーチ、そしてフリー板まで同じ素材で揃えることで、床・壁・カウンターや造作家具まで空間をトータルコーディネートできます!
8.無垢材選びで後悔しないためのチェックポイント
樹種ごとの特徴や経年変化を知る
好みの色や風合いだけでなく、使い続けるうちにどんな表情になるかもチェックしましょう。
使う場所・用途に合わせて選ぶ
水回りや土足使用の有無、ペットの有無など、生活スタイルに合ったものを選びます。
メンテナンスのしやすさを確認
どれくらいのお手入れが必要か、ワックスやオイルの推奨頻度も確認しておくと安心。
見積もりやサンプルを取り寄せる
色味や木目は写真と実物で印象が変わることも。サンプルを手に取ってみるのがおすすめ。
9.【まとめ】無垢フローリングで実現する理想の住まい
無垢フローリングは、自然素材ならではのぬくもりと本物の質感を毎日の暮らしにもたらしてくれます。使い込むほどに表情が深まり、世界にひとつだけの空間に仕上がっていく「経年変化」も、無垢材床ならではの大きな楽しみです。
中でも、パイン・バーチ(シラカバ)・ラーチ(カラマツ)など、樹種ごとの個性や色合いを活かせるRUS FLOORの無垢フローリングは、 どんなインテリアスタイルにも柔軟に対応できるのが強みです。
RUS FLOORでは、フローリングはもちろん、羽目板やフリー板まで同じ木材でトータルコーディネートできるので、床・壁・カウンターや造作家具まで一体感のある美しい住まいを実現できます。
RUS FLOORの無垢材床は、
- シベリア産の良質な原木を現地で厳選し、日本向けに特別に加工・管理
- 独自の乾燥技術で、四季のある日本の住宅環境でも安定した品質
- 無塗装から自然塗装、カラー塗装まで自由に選べるカラーバリエーション
- 他社にはない「1本モノ」仕上げのバーチや、希少なシベリアラーチなど、ここでしか手に入らないラインナップ
- フリー板や羽目板とのトータルコーディネート提案も可能
といった、
“こだわりの木”をお探しの方や、 “長く愛せる床”にこだわる工務店・設計事務所・木材問屋のみなさまにも高い評価をいただいています。
もし「自分の家に本当に合う床はどれだろう?」「無垢材床のメンテナンスが不安…」「壁や家具も同じ素材で揃えたい」といった疑問や希望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
サンプル手配やプランのご提案も可能です。
無垢フローリングは、家族とともに“時を刻む”特別な床材です。
RUS FLOORの無垢床で、“本物の木”とともに過ごす豊かな暮らしを、ぜひ始めてみませんか?
床だけでなく、空間全体のトータルコーディネートまでサポートできるのが私たちRUS FLOORの強みです。
ご相談・サンプル・お見積もり依頼はいつでも大歓迎です。
あなただけの理想の住まいづくりを、私たちと一緒にカタチにしていきましょう!
■使用商品はこちら!

バーチ(シラカバ)
色白で木目が細かく、おとなしい表情が特徴です。また、偽芯と呼ばれる芯材部分は、ゼブラ模様にも似た表情で、シラカバの持つ自然な木目柄を楽しんでいただけます。

ラーチ(カラマツ)
ルスラーチ(ダフリカカラマツ)はロシアの極東及び、シベリア地方に広く分布し、その年輪の美しさや重硬さ、また時間と共に美しさを増していく色合いから、ヨーロッパではフローリングの王様と呼ぶに相応しい風格と品質を兼ね備え、根強い人気があります。

パイン
パイン材は柔らかさが特徴です。素足で踏んだ瞬間、足裏に感じる優しい感触は、日々の暮らしに快適さをもたらします。温かみのある木目とナチュラルな風合いは、空間に自然な温もりをもたらし、居心地の良い雰囲気を作り出します。

Uduパイン
ペットにも人にも優しいフローリング「Udu」。浮造り加工により表面にほどよい凹凸が生まれ、歩きやすく安心です。パイン材の柔らかさと温かさが足腰への負担を軽減し、小さな子どもやペット、高齢者にもやさしい作りになっています。